(https://twitter.com/livedoornews/status/1202135140756934658/photo/1より引用)
アフガニスタンで医療支援活動を行っていた日本人医師 中村哲さんが亡くなったことが本日(2019年12月4日)発表されました。
この記事ではペシャワール会現地代表としても活躍された中村哲さんに注目!
・中村哲さんの死因および襲撃犯について
・出身大学や経歴 ・これまでの功績 |
の3点について、調べた内容をお伝えします。
今回の訃報で
「中村哲さんってどんな方だったんだろう?」
と気になった方は、どうぞご覧ください。
※記事の内容は掲載時点のものであり、最新情報と異なる場合がございます。予めご了承ください。
◆中村哲医師プロフィール
(https://twitter.com/masurakusuo/status/1202150605373890560より引用)
生年月日:1946年9月15日
没年月日:2019年12月4日(73歳没) 出身地:福岡県北九州市 |
◆中村哲医師の死因
中村さんは医療支援を行っていたアフガニスタン東部ジャララバードで武装勢力何に襲われ、負傷。
右胸に銃撃を受け、治療を受けていた現地病院で死亡が確認されています。
誰が撃ったのか?
現段階で中村さんほか、同乗者数名を襲撃した犯人について詳細は分かっていません。
また旧支配勢力 タリバンは今回の襲撃について関与していないとコメントをしています。
※詳細わかり次第、随時追記予定
◆中村哲医師の出身大学や経歴
中村哲さんの経歴を以下にまとめてみました。
・西南学院中学校、福岡県立福岡高等学校を経て九州大学医学部に入学。
・大学卒業後、国内病院に勤務。 ・1984年にはパキスタン北西辺境州の州都ペシャワールに赴任。 20年以上にわたり医療活動に尽力。 ・2008年に天皇陛下御在位20年記念式典に列席。 ・2010年、総延長25kmの用水路をアフガニスタンに建設。 ・2016年、旭日双光章受賞。 ・2018年、アフガニスタンでの長年の活動が評価され同国の国家勲章を受章。 |
中村哲医師の功績
中村さんの数ある功績のなかでも、特に知られているモノをまとめました。
・パキスタンでハンセン病を中心とする医療活動に従事。
・帰還難民問題解決のために総延長25kmの用水路を建設し、水問題を解決。 ・地元住民のためにモスク、マドラサを建設。 |
中村さんが建設した農業用水の用水路は1万6500ヘクタールの畑をよみがえらせたといわれています。
アフガニスタンに住む人々にとって中村さんは特別な存在だったんでしょうね。
それだけに今回の訃報は残念でなりません。
◆中村哲医師訃報による世間の反応
悔しい。絶対に死んじゃいけない人が、絶対に死んじゃいけない場所で、絶対に死んじゃいけないやり方で殺された。本人が一番無念だったんじゃないかな……https://t.co/Ck1AbGzfjX
— 三浦英之 「南三陸日記」にPCJF奨励賞 (@miura_hideyuki) December 4, 2019
中村哲氏は医師だが、医療よりも何よりも人々が生きていけるようになることが第一と、用水路を掘って干ばつで砂漠化した土地を緑の大地に変えた。戦乱が続くアフガニスタンだが、中村氏の蒔いた種がいつの日か緑の大地の上に平和の花を咲かせることを願ってやまない。その地を訪れ、手を合わせたい。 https://t.co/4OTWtraRDH
— 布施祐仁 (@yujinfuse) December 4, 2019
昔、日本からノーベル平和賞取るとしたら誰だろうねとおしゃべりしてて、私は「中村哲さんだよ!」と言ってて、まわりの友達もいろいろあげたけど、「そんな人いるんだ、すごいね」と言ってくれた思い出。
私は本気だったよ。毎年、中村先生いつかなあって思ってた。— かぱぱん (@kapapanpan) December 4, 2019
アフガニスタンで殺害された中村哲さん。あれほど現地で長年に渡って信頼されている人でさえ、こんな形で殺害されるとは……。亡くなったアフガン人の運転手や護衛の人達6人全員を追悼したい。日本では「日本人の死」ばかりが報道されるが、中村さんと共に活動した地元のアフガン人達のことも忘れずに
— WATAI Takeharu 綿井健陽 (@wataitakeharu) December 4, 2019
ここで挙げているものはほんの一部で、多くの悲しみの声があがっていました。
◆中村哲医師の死因や経歴は?出身大学や功績をまとめてみた!のまとめ
・中村哲さんの出身大学は九州大学 医学部。
・パキスタンでの医療活動を経て、アフガニスタンで用水路建設・医療活動に従事。 ・アフガニスタンでの活動が評価され、2018年に同国の国家勲章を受章。 |
長年、その土地に住む人々のために尽力された中村さんの訃報を耳にし
「なぜ、こんな素晴らしい方が…」
と驚きと悲しみの気持ちでいっぱいになりました。
中村哲さんが安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます。
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