懐石料理と会席料理の違いは?なにが違うのか調べてみた!!

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「かいせきりょうり」と入力すると

「懐石料理」と「会席料理」

この2つが出てくると思います。

言葉の響きは同じだけど、実際なにがどう違うのか?

敢えて「懐石」と「会席」に区別するということは何か違いがあるということ!!

今回はこの「懐石料理」と「会席料理」を比べながら、違いを紹介したいと思います(*^_^*)

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◆懐石とは・・・

まず「懐石料理」に使われる「懐石/かいせき」ですが、

かなり端的にいうと暖房具です。

誰の為の暖房具なのか?何のために使っていたのか?というと

諸説ありますが、下記2点がよく知られている説みたいです♪

・鎌倉時代、厳しい修行を積む禅僧が空腹や寒さをしのぐ目的で懐にいれていた温めた石

・禅僧が客人をもてなす際、満足に食べるものが提供できないため、せめてもの空腹しのぎにと

 客の懐にいれてもらうよう渡した温かい石

空腹、寒さをしのぐための暖房具だったんですね ~;-)

今でいうホッカイロみたいなものでしょうか?(笑)

そしてこの温めた石を「薬石(やくせき)」といい、懐石の語源になったとも言われています。

◆懐石料理の特徴

懐石料理とは茶道の形式に則した食事の形式を指します。

つまり」がメインであり、「茶をおいしく飲むための料理」というわけです!

流派によって出される順番は異なるようですが、

敷膳(向付、ご飯、味噌汁)→煮物→焼き物→強肴(しいざかな)→吸い物(または箸休め)

→八寸(海山の幸の盛り合わせ)→湯と香の物→菓子、抹茶

基本は上記の流れになるようです(*^_^*)

空腹のままお茶を飲むと刺激が強いことから、最初にごはんが出てくる

会席料理との大きな違いなんじゃないでしょうか?

(会席料理だと「先出し」が1番最初ですからね♪)

◆会席とは・・・

「会席/かいせき」とは歌や俳諧の席の事を指します。

江戸時代にこういった会席が料理茶屋で行われるようになり、

そのときに出されていた料理が発展したものといわれています。

◆会席料理の特徴

先の記事でも述べましたが会席料理のメインは」!!

「お酒を楽しむための料理」が「会席料理」なんですね~ 😀

「お酒」を楽しむための料理なので、ご飯は一番最後に出てきます。

飲み会のシメでご飯ものを最後に食べるのと同じ感覚ですかね(笑)

また、ボリュームが懐石料理にくらべて多めなのも特徴の一つです!(^^)!

◆まとめ

懐石料理→茶がメイン

     茶を楽しめことがメインなので量は少な目

     ご飯が最初!!

会席料理→酒がメイン

     食事の量は多め

     ご飯は最後!!   

以上、懐石料理と会席料理を比べ、その違いを簡単にまとめてみました 😉

言葉の響きは同じですが、それぞれ楽しむ目的、場が違うんですね~

よく目にする・耳にする単語ですが、調べてみると知らないことばかり。

日々勉強になります(^J^)

これも皆様にとって何かの参考になれば幸いです。

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