前記事に引き続き、会席料理の食べ方を紹介します(*^_^*)
今回は向付/むこうづけ、焼き物、煮物までです♪
お造りや焼き魚など普段から食べることの多いお料理ですが、
会席料理となると少し食べ方が変わってきます。
ここでチェックして、いざ!!というときに備えましょう(笑)
◆向付/むこうづけ
・食べる順番
向付とは「お刺身」のこと。
お刺身は複数の魚が盛り込まれており、
食べる順番は「味の薄いものから濃いもの」が基本!
なので、ヒラメや鮪(まぐろ)が盛り込まれているならヒラメから食べましょう(笑)
この順番はお刺身に限らず、どんなお料理にもいえる大切なことなので要チェックです(*^w^*)
・山葵やツマについて
山葵を醤油に溶いて食べるのも良いですが、
お薦めとしては、山葵(適量)をお刺身の上に乗せて、それを醤油に少し浸けて食べる方法!!
この方法だと山葵本来の味と香りも楽しむ事ができます♪
ツマはそのまま食べても良いし、魚に巻いて食べてもOK。
巻いて食べるとさっぱりとした味わいになります。
・注意したいこと
それは「お醤油で服を汚してしまう」こと!!
これを避けるためにも醤油皿は手に持って食べましょう。
お醤油で服を汚してしまうと、あとあと大変ですからね~(~_~;)笑
◆焼き物
・食べ方
会席料理では、骨や頭が付いた魚は出てこないそうです。
これは、ちょっと嬉しいかも・・・ 😀 笑
そのため、食べるときは食べやすい大きさにお箸で切って食べましょう。
・もし、尾頭付きの魚がでた場合は・・・
尾頭付きが出た場合は、左から尾に向かって上側の身を食べ進めましょう。
上側の身を食べ終えたからといってひっくり返したり、つついたりしないように!!
洋食のマナーと同様にこれはマナー違反なので要注意です。
具体的な食べ方ですが、上側の面を食べ終えたあと頭と尾までつながっている骨が見えるので
その骨をそのまま持ち上げて下側の身から離しましょう!
離した頭、骨、尾を向こう側に寄せて、その後に下側の身を食べればOKです♪
・はじかみについて
はじかみとは、芽生姜の酢漬けのこと。
これは口内の魚の臭みを消すためのものなので、最後に食べましょう。
◆煮物
・食べ方
前回紹介した椀物と同じ作法で蓋を取って器を持って食べましょう。
ただし煮物の場合、椀物と違って器が持ちにくい場合があります。
そんなときは蓋を取り皿がわりに使って食べましょう。
・注意したいこと
まず、かじったものを器に戻してはいけません。
大きい具材は一口で頬張らないようにしましょう。
また、当然のことですがお箸を突き刺して食べるのもNGです。
◆まとめ
- 向付を食べる順番は味が薄いもの→濃いもの
- 焼き物で尾頭付きが出た場合、ひっくり返して食べない!!
- 煮物の食べ方は椀物と基本同じ
冒頭でも述べましたが、普段よく口にする料理でも
会席料理となると勝手が変わってきますね~(・・;)
お刺身の食べる順番なんて、日常生活で考えたこともなかったので
私も勉強になりました(笑)