前回は会席料理の出される順番をメインに紹介しました。
今回は、さらにもぅ1ステップ(*^_^*)
会席料理の料理別の食べ方・気を付けたいポイントを紹介したいと思います。
出てくる順番に則り、先出・お凌ぎ・椀物までを本記事ではまとめました。
付け焼刃の知識(笑)になったとしても、知っているのと全く知らないでは大違いだと思うので
良かったら今後の参考にしてください 😉
◆食事を食べる前に・・・
前回もお箸について触れましたが、
今回はお箸の割り方について気を付けたいことを1つ!
まず、お膳の上で割り箸は割らないようにしましょう。
割り方は
1.右手で手前のひざまで持ってくる。
2.左手で割り箸の下側をしっかり固定。
3.右手で割り箸の上側を持ち上げ、割る。
以上です。
割り箸は左右に引っ張るようにしてパキッと割る!!という方
多いと思いますが、和食の席だと違うんですね~(^_^;)
そして、割ったあとですが
お箸はいったん箸置きに戻します。
お箸を割ったあとすぐに食事に移るのは無作法とされるので
ここは徹底しましょう!!
◆食事別の食べ方とマナー
1.先付/さきづけ
会席料理の最初に出てくる前菜ですね♪
ここは正直何が出されるのか予測はできないので
気を付けたい食べ物を書きたいと思います(^w^;)笑
・串にささっているもの(つくね、田楽など)
焼き鳥みたいに食べるのはNGです。
串から外して、一口大にお箸で切ってから食べましょう♪
もし、外しにくい場合は串を回しながら引き抜くといいですよ。
・小鉢に入っているお料理
小鉢は両手で持って食べます。
もし、器を引き寄せたい場合も両手でもつこと!
一口で食べることが難しい場合は、器の中で切って食べましょう 😀
これは前菜に限らずすべてに共通することです♪
2.お凌ぎ/おしのぎ
基本は一口サイズで出てくるご飯ものですが、
一口じゃ難しいな・・・と思ったら箸で小さくして食べましょう。
3.椀物/わんもの
椀物は前菜や口の中に残ったお酒をすすぐ役割を果たします。
蓋をあける際、1つポイントがあります♪
椀物で出される器の蓋(内側)には季節感のある蒔絵が
描かれていることが多いんです(*^_^*)
なので、蓋を置くときは蒔絵も楽しめるように内側を上にして置きましょう。
せっかくの蒔絵が見えなくなるような置き方はNGです。
器を持つときは、箸はいったん箸置きに置いて持ちます。
両手でお椀を持ったら、そのまま出汁を楽しみましょう。
中の具を食べるときは、お箸が必要なので
そのときは、まず左手でお椀を持ったまま右手でお箸を持ち上げます。
持ち上げたお箸は左手の薬指と小指に挟み、空いた右手で下からお箸を持つようにします。
お箸を持ち替えたら、左手でお椀を持ちながら中の具を楽しみましょう♪
お箸を置くときは、左手の小指と薬指で箸を挟み、
右手で上からお箸を持つようにして箸置きに置きます。
もし、中の具が貝の場合は身だけ外して食べましょう。
殻はお椀の中に残してOKです♪♪
◆まとめ
- 料理は自分の口のサイズにあわせてお箸で切って食べる。
- 切るときは器のなかで!!
- 椀物の蓋の置き方は奥向きに注意!!
- 箸を持ったまま、器を持つことはNG!!
1記事でドーンと「先出し~水菓子」までまとめて、紹介するのがベストだと思うのですが
なかなか難しく今回も洋食に引き続き、小出しでの紹介となりました(笑)
今しばらくお付き合いいただけると幸いです(・w・;)